audreyさん
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10年08月26日(木)
☆あおぞら説法☆ |
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先日、美容院に行ったときに女性週刊誌を読んでました。 いつもなら高級そうなファッション誌を眺めながら、 これがかわいいとか、かっこいいとか、やっぱこの人が着るから 素敵に見えるんだよねぇ~、、、と思いながら、自分がその格好を した姿を想像しては『がっくり』しているのですが。。。
今回はなんとなく三面記事っぽいものを読んでみたくなり 週刊誌に。。。
女性週刊誌って、芸能界などの情報を面白おかしく書きますよね。 読みながらつくづく、芸能人ってプライベートは持てないなぁ。。。 かわいそう。って思いながら単純な私は全部鵜呑みにしています(笑)
そんな女性週刊誌でもまじめな記事もあるんですね。
読み進めていくと、瀬戸内寂聴のあおぞら説法の記事が載っていました。 元々、嫌いではないのですが本を読むのが苦手で、読んでもすごく時間がかかる私。 普段は、こういう読み物は殆ど読まないのですが、以前、父が瀬戸内寂聴の本を 読んでいて『これは面白い』と言っていたのを思い出したんです。
瀬戸内寂聴といえば僧侶。僧侶と言えば仏教。仏教と言えば宗教。 宗教と言えば、硬い話。。。とどんどん連鎖していきますが、 仕事以外に趣味がなかった父が面白いと言うのは、 一体どんなものなんだろう、、、と興味半分で 読み始めました。
すごく読みやすい。 分かりやすい。 寂聴さんの自らの経験とか、仏教に偏らない一般的な考え方とか、 聞いている人の立場も考慮しつつ、ユーモアを交えて話をする。
記事の仕上げ方も良いのかもしれないけど、臨場感があり 自分がそのお寺の前の地べたに座って聞いている感覚になりました。
その記事の最後に、ごく最近、女性週刊誌で取り上げた説法が 文庫本になったと書いてありました。 文庫本なら私でも読めるかなぁ…
と早速、美容院の帰りに本屋へ。。。
私ってすごく流されやすい(笑)
読むのが苦手な私でも楽しく読めました。 内容的には、ポジティブシンキングがベースになっていて、 寂聴さんの実際、経験した話があったり、 読んでいて自分の生き方が否定されない。。。と言う感じがしました。
その中で、共感して涙が出そうになってしまったお話があります。
それは、亡くなった直後の人のこと。 医師が臨終の宣言をした後も聴覚だけが残っている。。。と言う話。
その話を読んで、そう言えば、、、と思い出しました。 昨年、母が亡くなりました。 臨終には誰も立ち会うことができませんでした。 複雑な気持ちでしたが、病院に駆けつけて、もうピクリとも動かない母を見て、 『死』を感じることもできず、両手で母のほほを包み、私は 『何で待てなかったの?』と言った気がします。
その時の母は、まだ、温もりがあって、『待ってたよ、じゃぁ行くね』と 言ったような気がしました。
寂聴さんの話を読んで、あぁ、そうだったなぁ…と思い出し、自分の最後の言葉が しっかり母に伝わったんだ…と思うと、じーんとしてしまいました。
その文章の一部ですが、載せておきます。 時間のある方は読んでみてください。
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