どっちさん
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11年04月25日(月)
不定期連載■骨髄移植(1) 骨髄移植手術って? |
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【朝ごはん】- 【昼ごはん】(12:30)会社 お弁当 玄米ごはん、鶏肉マスタード焼、しらたきと鮭、筍煮物、ミニトマト、八朔 【晩ごはん】(20:45)会社 コンビニ弁当 天ぷらコロッケ弁当 【夜食】(22:30)自宅 冷や奴 【今日の感想】 3月に骨髄移植手術をしました。 というわけで、骨髄提供を通して得た骨髄移植の知識と個人的な感想を(不定期ながら)連載して行きたいと思います。
まず基本用語について。
「骨髄」というのは、骨の中心にあるスポンジ状の造血組織(造血管細胞)で、骨髄液の中にあるこの細胞が赤血球/白血球/血小板などの血液細胞を作り、それが新しい血液となります。生きている間は常に新しい血を作っていますし、どこの骨の中にもあります。
血液を作る細胞が病気に冒されると、「白血病」に代表される血液の病気になるのです。 そのようなうまく機能しない造血管細胞を、別の健康な細胞に置き換えると病気が治るわけです。 その置き換えの手術が「骨髄移植」であり、健康な骨髄液(の中の造血管細胞)の提供者が「骨髄ドナー」です。
新しい造血管細胞を移植するときには、患者さんの造血管細胞はなくなっていないといけません。つまり自分では血を作ることができなくなります。 手術の前準備として患者さんの血を作る細胞は薬や放射線治療ですべて破壊します。 白血球は感染症を防ぐ大事な細胞ですので、その間は非常に感染症にかかりやすくなり、ちょっとした風邪でも命取りになります。赤血球が少ないと貧血にもなりやすいです。血小板が少ないと出血しても固まらないので血が止まりません。 そこでドラマでよくあるように「無菌室」で過ごすことになるのです。
造血管細胞にも血液型があり、合わない型を移植したら拒絶反応や重症感染症で命を落とす確立が高くなります。 この血液型が「HLA型」と言われるもので"白血球の血液型"と思ってもらって良いと思います。 一般の血液型は赤血球でABO型とRH±の組み合わせですが、HLA型は数万通りになります。ぴったり一致する必要はないのですが、それでもなかなか移植が可能な型の人を見つけるのは難しく、そのために「骨髄バンク」というものが20年ほど前に出来て、ここで患者とドナー登録されている提供者とのHLA型が管理され、マッチングのコーディネートを行うようになったのです。
(つづく)
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