steedさん
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11年05月21日(土)
小 満 |
< 和歌山
| みちのく >
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【今日のできごと】
今日は二十四節気の一つ ”小満”。 あまりなじみがないが、江戸時代の解説書「暦便覧」には、「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」とある。 盈満とは、物事が満ち足りること。 小満は、本格的な夏が近づき、活力が次第に満ちてくる季節を表している。 田植えが終わり「麦」が実る頃でもあり 農作業の大きな節目を迎えてホッと一息の気持ちが ”小満” という言葉に込められているのかもしれない。
【今日の感想】
武者小路実篤の色紙に ”桃栗三年 柿八年 だるまは九年 おれは一生” というのがある。 ことわざに付け加えた後の部分は彼の自作のようで、桃と栗は三年、柿は八年かかってやっと実がなる、達磨大師の場合は 「面壁(めんぺき)九年」 壁に向かって座禅を組むこと9年にして悟りを開いた。自分はコツコツと一生をかけて実るのだ、と。ことわざの「桃栗三年」は、どんな物事にもそれ相応の 年数がかかるものだ、との教えである。この震災で親を亡くした子供たちが悲しみを乗り越えていくその旅路は、どれほどの年数であろう。3年、8,9年・・・ いやいやおそらくは一生に違いない。建築家の安藤忠雄氏とノ―ベル物理学賞の小柴昌俊氏が発起人となり『桃・栗育英会』が創設された。企業や個人 から資金を募り震災遺児に給付するという。進学の夢をあきらめることなく、自分の持てる可能性を思うさま追及できたなら一生という長い旅路をたくましく 歩きとおす支えになるだろう。 みずからの流した涙を水分にして、世間の人々の思いやりを陽光にして 桃たち、栗たちの すこやかな成長を祈りたい。
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