syunfamilyさん
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17年10月04日(水)
『 中秋の名月!? 』 |
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【昨日&今日のできごと】
今日、10月4日は、旧暦の8月15日「中秋の名月」にあたります。 夏目漱石先生が「I love you」を「月が綺麗ですね」と 和訳したという都市伝説がありますが、 今夜は、恋人たちをその気にさせるような、一年で一番美しい満月を眺めることができる夜です~~♪ http://www.youtube.com/watch?v=kJTqvIWp_o0
古来、我々日本人は、儚い想いを月に重ねて歌にして来ました。愛しい恋人がいる人、切ない片思いの人、 恋人と別れ~辛く悲しい思いをしてる人~多くの恋が一筋縄ではいかないのは、今も昔も変わりませんが、 今日も、日本中で、たくさんの恋の物語が始まったり 終わりを迎えたりしたことでしょう。
そこで、センチメンタルで美しい夜にぴったりな月にまつわる和歌を、百人一首の中から三首紹介したいと思います。
○ 今来むといひしばかりに長月の 有明の夜を待ち出づるかな 【出典】:素性法師(そせいほし) 古今集 百人一首 【訳と解説】「逢いたい」といった男を待つ女の気持ちを素直に詠んでいるのですが、二つの説があるようです。 ひとつは、一夜を待ち明かす女心。もうひとつは、長月まで幾月も待ちつづける女心。 読む側の気持ち次第でしょうか。この時代の女性は、男性の来るのを待つだけでしたから、 この句は女性に成り代って詠んでいるのです。現代では男性にも共感できますね。
○ なげけとて 月やは物を思はする かこち顔なる わが涙かな 【出典】:西行法師(さいぎょうほうし) 千載集 百人一首
【訳と解説】 月がなげけと言ってはいないのに(月は黙って照らしているだけ)、恋に物思いする私は月に かこつけて涙を流してしいる。千載集恋五「月前恋といへる心をよめる」。女性への恋というより、 月は人を恋する気持ちにさせるとよむべきかしら。一人でみる月はせつない、まるで恋心。 月光の魔力といってもよいのでは。
○ 廻り逢いて 見しやそれともわかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな 【出典】:紫式部(むらさきしきぶ) 古今集 百人一首
【訳と解説】 これは恋の歌ではないのです。恋の歌として共感してきたのに・・古今集雑の部に、 幼友達と数年ぶりにめぐり逢えた。七月十日仲秋の月にはまだ待つ頃にと、ある。 友だちへの名残惜しさを、月に雲がかかるのようだと詠んでいるのですが、 心にかかる寂しさと掛けているのでしょうか。 初秋 上弦の月の、仲秋の名月ではない物足りなさとをあわせている。
私も、そうですが、慌ただしい日々をお過ごしの方も、今夜くらいは、ちょっと肩の力を抜いて、 素敵な和歌を添えて~ゆっくりと月を眺めてみるのはいかがでしょうか~~~(^^)ノ
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