catyanさん
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07年11月13日(火)
今は。 |
< 量産型ならば。
| 心に。 >
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【其の四十三.】(No.63) 詠み人:左京大夫 道雅
今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを
人づてならで 言ふよしもがな
(イマハタダ オモイタエナン トバカリヲ ヒトヅテナラデ イウヨシモガナ)
[ギミック] 特にナスww
[通釈]
今となってはもう、貴女への想いを断ち切ってしまおうと決めた、せめてこの事だけを
人づてではなく、直接貴女に伝える方法が有れば良いのだがな...
(もう一度だけでいい、貴女に逢いたい...)
----- おまけ&キャチ的☆解釈 -----
切ない歌です。
とある皇族の姫君との身分違いの恋の終焉を嘆いて詠まれたそぅな。
姫の父君(三条院)の怒りに触れ引き裂かれ、二度と逢えないといぅ絶望的悲壮感。
泣ける...(/_;)
さて、この歌で最も注目すべきは三句目でアリマス。
和歌にはお定まりの(暗黙の?)ルールってものがあり、
基本は三句からなる“上の句”と二句からなる“下の句”で構成されちょりマス。
その五句の中にそれぞれ“五七五七七”の文字を投入し、
ウマ~く情景や想いを調べに乗せるわけデス。
しかし、たった三十一文字しか無いわけで。
・・・ともすれば当然ルール違反?が起こるのが世の常。
「字余り」「字足らず」などが割と多く見られますよね。
んで、この歌ではナント、二句~三句で言葉がぶった切られているんすなぁ。
『思い絶えなむ☆とばっかりを』・・・なんて素晴らすぃのでしょう。
なんかさ、宇多田ヒカルっぽくね?
『♪こ~ん☆なぁ☆想☆いぃ出ぇ~☆ばぁかりの☆二人じゃ無いのに♪』・・・どぅょ?
ルール違反が、歌い手の力量次第では革命的な秀歌と成り得るといぅ、摩訶不思議。
・・・イト、カンガイブカシ。
(ノコリ57。調子に乗って一気にやり過ぎマスタ~(*_*; )
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