恒例、読んだ本【どっちさんの健康管理カラダカラノート】

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10年10月19日(火)

恒例、読んだ本

< お菓子はあげません  | 玄太のオムツ離れ作... >
【朝ごはん】(8:15)会社
 菓子パン
【昼ごはん】(12:15)お弁当
 玄米ごはん、戦国味噌汁、海老クリームコロッケ、大根餅、じゃがいもきんぴら
【晩ごはん】(20:00)自宅
 なすカレー、小松菜卵の中華スープ、かぼちゃサラダ
【夜食】(22:30)
 梨1/4
【今日の感想】
恒例とか言いながら久しぶりです。溜まってきちゃった、10月第1週までの分。


■「いのちの森の台所」 佐藤初女

青森岩木山で「森のイスキア」という憩いの場を主宰しているおばあちゃん。ドキュメンタリー映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第二番』に出演し、一躍脚光を浴びた方だ。

「森のイスキア」は、例えば現代社会の荒波に揉まれ、生きる気力を失いつつある人がここを訪れる。
初女さんは来た人を受け入れて、ごはんを作って食べさせてあげるのだ。その人は気分が落ち着いてくるとぽつぽつと話しをはじめる。初女さんはそれを聞いてその人の訴えに何かアドバイスをしたりするのではなく、ただただ聞くだけ。1日もすればその人は元気になって帰っていくと云う。
心にポッカリ空いた穴に詰め込むメシを食べさせる、そっんな失恋レストランのねぇマスターのようなおばあちゃん、御歳79歳。高齢ではあるが「森のイスキア」を閉めている冬の間は全国を飛び回り、講演やおむすび講習会をこなす。どんな心の病をも治すその初女さんの"おむすび"、是非ともにぎって食べてみたい。


■「生きてるだけでなぜ悪い?—哲学者と精神科医がすすめる幸せの処方箋」 中島義道×香山リカ

「とにかくうんざりするのは、虚栄心と自己愛と弱さに何重にもくるまれて、他人を恐れ、仕事を恐れ、結婚を恐れ、与えられた者を恨み、成功者に唾して、しかも失敗を恐れて何もせず時折ネット上で(匿名で)憂さ晴らしをしている膨大な数の干乾びた若い生命」

中島義道が"まえがき"で述べている上記のような人間に対し、突き放した態度で辛口のメッセージを、というのが中島義道と香山リカ共々のこの対談への意気込みのようだ。

だが、本文を読み進むとずいぶんとちょっと甘いかなという感じ。ひきこもりであったり、うつ病の診断書を免罪符に社会に楯突く者たちにはもっとガツンと言ってほしかった。
そんな中、雅子妃殿下に対する「離婚した方が良い」ってな記述がいいと思いました。離婚して、会社を起業して、子育てをしながら世界を飛び回ったりしたら、活き活きとしてきて勝間を越える程の女性になるんじゃないかなと。


■「どんな人とも会話がとまらずに話せる本」 金井英之

あがり症克服講座の金井先生。
知っている人が他に誰もいないようなパーティーに出席しても話題が何も思いつかない。ただひたすらに料理をつまみ時間が経つのを待っている。というそんな私のために話題作りや声のかけ方が載っている。のですが、やはり実践は難しいかと。


■「球形時間」 多和田葉子

言葉・単語の選び方に定評のある多和田さん。男女ふたりの高校生を主人公に不思議な世界を紡ぎ出している。最後の展開は意味がわからん不思議感覚ながらもその世界観が本当は怖い童話のよう。

主人公のひとり、女子高生サヤは喫茶店で英国老婦人イザベラさんと出会い、野蛮人の住む島国を旅したとき、島の人に親切にしてもらったりしたという想い出話しを聞く。このイザベラさんことイザベラ・バードは実在した人物です。検索したら出てきます。へぇ、そうなんだ。

■「もうおうちへかえりましょう」 穂村弘

エッセイストとして評価の高い歌人穂村弘のなかでも評価の高いエッセイ。自分のダメっぷりを披露するが、共感できるダメっぷりに読んでておもしろくてたまらない。

例えば体育の時間。先生に「二人一組みになれ」と言われ、次々とペアが出来て行く中、「相手がいないモノはいるかー?」と大声で言われおずおずと手を揚げる。先生に(あっ、またお前かという表情が一瞬浮かび)「よーし、先生と一緒にやろう!」

例えば同僚とのボーリング。ストライクを出し振り向いてガッツポーズ、戻って来てハイタッチ、そんなことをしなくちゃならない状況になったらどうしよう・・・とどぎまぎ。


【記録グラフ】
目標実施(1:できた 0:できなかった)
0
目標実施(1:できた 0:できなかった)() のグラフ

2回
肉(回) のグラフ
就寝時刻
23.5
就寝時刻() のグラフ
起床時刻
7
起床時刻() のグラフ
ビール
0ml
ビール(ml) のグラフ
うんち日記
5回
うんち日記(回) のグラフ
体重
46kg
体重(kg) のグラフ
   
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