【N】MuayThai【a_moonさんの健康管理カラダカラノート】

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14年12月12日(金)

【N】MuayThai

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前の時間は開始が6時15分だが、6時30分に到着。自分的には相当無理してもここがせいぜい。
休会中のジム友がわざわざTシャツをフロントに返しに来てくれていた。ケガなのに申し訳ない。。。。

今月から1時間だけLさんと担当することになったOさんにブアカオと練習したことがあるかと聞いてみたところ、
なんで知ってるの?と驚いてたので、あの書籍に映ってるのは著者の言ってたOさんであることがわかった。
写真は別人に見えたので。
そのOさんにミットしてもらう。


次は今月からできたスパーリングクラス。
女子2名と男性1名で
最初はLさんの回りでコンビネーション。
その後、1分1Rずつで交代。
あっという間に時間が来るので、先生は大変だろう。

別レッスンなので、急ぎで出たはずなのだが、原宿の改札でLさんに追いつかれた。
機嫌が良かったので、良かった。




川村氏のブログから

こんにちは。川村義之です。今日もこれから、本当に理に適った体の使い方についてお話ししましょう。

打撃技の認められている格闘技、競技武道をされているかたの多くは、次のような勘違いをしています。

「パンチのときは、肩はできるだけ前に出す」

肩甲骨が背中の上を、前にすなわちパンチの目標に向かってスライドする、というのが理想的だと思われている、ということですね。

僕も格闘技をやっているころは、そう思って全く疑うことがありませんでした。

ですが、これもほんのささいな実験で、間違っていることが検証できます。

その間違いのポイントは、2つです。

1つはパンチの先端、拳からの運動エネルギーの伝達効率すなわち威力の減少です。

肩が前に出切った状態では、体が伸び切っています。

これでは確かに拳はより遠くに送れても、体の構造上の理由で、パンチが出切った状態では、運動エネルギーはゼロになり、質量は位置エネルギーに戻ってしまっています。

パンチが出切る、体が伸び切る前に拳を当てたところで、肩が前に出ていくやり方では、拳が遠くに行けば行くほど運動エネルギーは減少してしまうわけですね。伸び切ってしまえば、そこで運動エネルギーはゼロになってしまうからです。

もちろん、近すぎれば肩、そして拳~腕の移動距離が短いため、大きな運動エネルギーを得ることはできません。

結局有効な威力を得られる距離は極めて絞られてしまいますし、肩を前に出したところで、それはただグイ、と押しているにすぎないんですね。

これは肩を目一杯前に出したパンチと、肩を前に出すことを意識しないで打ったパンチとを、誰かにミットで受けてもらえばすぐにわかります。

肩を前に出すパンチでは、グイと押されはするものの、体で打つなどという感じではなく、いかにも手打ちといった印象が強いはずです。

そしてもう1つは拳から逆方向に返ってくる、反作用に対する押され弱さです。

これは、パンチを最大限伸ばし切った状態の姿勢になって、拳を前から誰かに押してもらえば、簡単にわかります。

中国武術の八卦掌などには、わざわざ相手のパンチを引き崩し、肩が前に出た状態にしてから、今度は反対に押して吹っ飛ばす技があるほどです。

肩を前に出したパンチの姿勢で拳を前から押されると、すぐに耐えられなくなり簡単に体勢を崩されてしまうんです。

これでは、パンチを相手に打ち込んだとき、逆に自分の腕で自分の肩を後ろに押してしまい、パンチの反作用で自分が後退してしまいます。

以上2つの間違いを解消するには、次の実験をしてみるとその答が見えてきます。

それは、肘を軽く曲げてパンチが当たる少し前のような状態をつくり、そこから肩をやや前に出しておくところから始まります。

その状態から肩を勢いよく後ろに引き、そのとき肩が上に上がらないよう、できれば肩甲骨が腰のほうに落ちるようにします。

これと同時に、肘を曲げておくのに使っていた筋力を抜くと、弾き出されるように拳が前に出ます。

このパンチは、試せばわかりますが肩を前に出したものよりずっと速く、重く、深いパンチになっているはずです。

末端からではない、根元のほうから運動エネルギーが伝わって出た、効率のいいパンチだからです。

そしてインパクトのときには、肩は後ろに引かれていることになります。

また、もう1つの実験もぜひしてみて下さい。

これは止まったままの姿勢で行う実験です。

パンチの腕は真っ直ぐ伸ばすものの、肩は目一杯後ろに引いて、左右の肩甲骨を両方とも背中の真ん中に寄せるような姿勢になり、やはり前から拳を押してもらう、という実験で押され強さも確認できます。

肩を前に出したときより、圧倒的に押され強く、はるかに楽なのか体感できるはずです。

これらのことから、パンチのときには肩は後ろに引かれているのが正解だ、とわかるわけです。

というか、肩が後ろに引かれるようなパンチの打ち方にならないと、本当に効率がいいとは言えない、ということですね。

肩を前に出すパンチでは、リーチは稼げても威力は下がり、当たっても相手の深部に威力を届けることは、より難しくなるわけです。

それでいくらがんばっても、ただのプッシュ以上のものにはならず、効率はどんどん落ちるだけです。

体の構造と物理法則を前提に、実験で1つ1つ検証していく態度で臨めば、常識にはなくても必ず正しい答は見えてくるものなんですね。


【記録グラフ】
ジムトレーニング
120分
ジムトレーニング(分) のグラフ
   
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