a_moonさん
最新の記録ノート
 |
2014年 |
 |
 |
12月 |
 |
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
31 |
|
|
|
月別に見る
タグ別に見る
|
14年12月12日(金)
【N】MuayThai |
< 【N】TKR→Mu...
| 【N】MuayTh... >
|
前の時間は開始が6時15分だが、6時30分に到着。自分的には相当無理してもここがせいぜい。 休会中のジム友がわざわざTシャツをフロントに返しに来てくれていた。ケガなのに申し訳ない。。。。
今月から1時間だけLさんと担当することになったOさんにブアカオと練習したことがあるかと聞いてみたところ、 なんで知ってるの?と驚いてたので、あの書籍に映ってるのは著者の言ってたOさんであることがわかった。 写真は別人に見えたので。 そのOさんにミットしてもらう。
次は今月からできたスパーリングクラス。 女子2名と男性1名で 最初はLさんの回りでコンビネーション。 その後、1分1Rずつで交代。 あっという間に時間が来るので、先生は大変だろう。
別レッスンなので、急ぎで出たはずなのだが、原宿の改札でLさんに追いつかれた。 機嫌が良かったので、良かった。
川村氏のブログから
こんにちは。川村義之です。今日もこれから、本当に理に適った体の使い方についてお話ししましょう。
打撃技の認められている格闘技、競技武道をされているかたの多くは、次のような勘違いをしています。
「パンチのときは、肩はできるだけ前に出す」
肩甲骨が背中の上を、前にすなわちパンチの目標に向かってスライドする、というのが理想的だと思われている、ということですね。
僕も格闘技をやっているころは、そう思って全く疑うことがありませんでした。
ですが、これもほんのささいな実験で、間違っていることが検証できます。
その間違いのポイントは、2つです。
1つはパンチの先端、拳からの運動エネルギーの伝達効率すなわち威力の減少です。
肩が前に出切った状態では、体が伸び切っています。
これでは確かに拳はより遠くに送れても、体の構造上の理由で、パンチが出切った状態では、運動エネルギーはゼロになり、質量は位置エネルギーに戻ってしまっています。
パンチが出切る、体が伸び切る前に拳を当てたところで、肩が前に出ていくやり方では、拳が遠くに行けば行くほど運動エネルギーは減少してしまうわけですね。伸び切ってしまえば、そこで運動エネルギーはゼロになってしまうからです。
もちろん、近すぎれば肩、そして拳~腕の移動距離が短いため、大きな運動エネルギーを得ることはできません。
結局有効な威力を得られる距離は極めて絞られてしまいますし、肩を前に出したところで、それはただグイ、と押しているにすぎないんですね。
これは肩を目一杯前に出したパンチと、肩を前に出すことを意識しないで打ったパンチとを、誰かにミットで受けてもらえばすぐにわかります。
肩を前に出すパンチでは、グイと押されはするものの、体で打つなどという感じではなく、いかにも手打ちといった印象が強いはずです。
そしてもう1つは拳から逆方向に返ってくる、反作用に対する押され弱さです。
これは、パンチを最大限伸ばし切った状態の姿勢になって、拳を前から誰かに押してもらえば、簡単にわかります。
中国武術の八卦掌などには、わざわざ相手のパンチを引き崩し、肩が前に出た状態にしてから、今度は反対に押して吹っ飛ばす技があるほどです。
肩を前に出したパンチの姿勢で拳を前から押されると、すぐに耐えられなくなり簡単に体勢を崩されてしまうんです。
これでは、パンチを相手に打ち込んだとき、逆に自分の腕で自分の肩を後ろに押してしまい、パンチの反作用で自分が後退してしまいます。
以上2つの間違いを解消するには、次の実験をしてみるとその答が見えてきます。
それは、肘を軽く曲げてパンチが当たる少し前のような状態をつくり、そこから肩をやや前に出しておくところから始まります。
その状態から肩を勢いよく後ろに引き、そのとき肩が上に上がらないよう、できれば肩甲骨が腰のほうに落ちるようにします。
これと同時に、肘を曲げておくのに使っていた筋力を抜くと、弾き出されるように拳が前に出ます。
このパンチは、試せばわかりますが肩を前に出したものよりずっと速く、重く、深いパンチになっているはずです。
末端からではない、根元のほうから運動エネルギーが伝わって出た、効率のいいパンチだからです。
そしてインパクトのときには、肩は後ろに引かれていることになります。
また、もう1つの実験もぜひしてみて下さい。
これは止まったままの姿勢で行う実験です。
パンチの腕は真っ直ぐ伸ばすものの、肩は目一杯後ろに引いて、左右の肩甲骨を両方とも背中の真ん中に寄せるような姿勢になり、やはり前から拳を押してもらう、という実験で押され強さも確認できます。
肩を前に出したときより、圧倒的に押され強く、はるかに楽なのか体感できるはずです。
これらのことから、パンチのときには肩は後ろに引かれているのが正解だ、とわかるわけです。
というか、肩が後ろに引かれるようなパンチの打ち方にならないと、本当に効率がいいとは言えない、ということですね。
肩を前に出すパンチでは、リーチは稼げても威力は下がり、当たっても相手の深部に威力を届けることは、より難しくなるわけです。
それでいくらがんばっても、ただのプッシュ以上のものにはならず、効率はどんどん落ちるだけです。
体の構造と物理法則を前提に、実験で1つ1つ検証していく態度で臨めば、常識にはなくても必ず正しい答は見えてくるものなんですね。
|
【記録グラフ】 |
|
コメントを書く
|
ページTOPへ戻る↑ |
|
|