どっちさん
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12年07月26日(木)
広島県の改革 |
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【朝ごはん】(7:30)会社 コンビニパン 【昼ごはん】(12:30)お弁当 ごはん、豚しゃぶ&キャベツ、ミニトマト、きゅうり梅味噌、きんぴら牛蒡 【間食】(18:00) バランスパワー1/2箱 【晩ごはん】(20:00)自宅 ごはん、味噌汁、ハンバーグ、くるみ小女子+キャベツ、枝豆 【今日の感想】 広島県知事の行政改革の記事を読んだ。 大阪府知事と対称的な人物として挙げられていて、大阪府の橋下知事は「劇薬」を用いて行政改革を行うが、広島県の湯崎英彦知事は「漢方薬」を用いて行政改革と行うという表現であった。
「劇薬」を用いた改革は、たとえ効果があったとしても内部の反発も多く、独裁者が去った後はまた元の通りに戻ってしまうだろう。 「漢方薬」を用いた広島県知事の改革は、市の職員すべてから支持され、彼がもし知事の座を退いたとしてもその意思は受け継がれることだろう。
湯崎氏は元通産省のエリート官僚であったが、突如「アッカ・ネットワークス」というIT系のベンチャー企業を立ち上げた方で民間企業の経営の経験がある。この民間の起業家の経験を役所の世界に取り入れたことが評価されているようだ。(創った会社はその後WiMAXの権利取得の闘いに敗れ、イー・アクセスに吸収合併されてしまったわけだが)
広島県の何が画期的であったかというと、都道府県で初めて「成果主義」という民間企業では普通になされている制度を持ち込んこと。 期毎に仕事に対する目標設定を上司との面談で決め、その目標に対する成果達成をもって、賞与や昇級へ反映させるというものだ。つまり職場に貢献したものには、それに見合った報奨を与えるというもの。
役所の世界というのは「予算主義」であり、職場への貢献というのは「自分の所属する部門が来期の予算をどれだけ確保できるか?」に尽きる。年度末の道路工事にみられるように、来期の予算を取るために今期の予算を使い果たすなどということがなされているのだ。「何にいくら使えるか?」を考えて仕事しているので、県民の生活が豊かになるように、なんてことはまず考えていない。
まず知事は、個々に成果目標を考えさせる前に、まず役所の【存在意義】を職員に知らしめるため企業でいうところの「経営理念」「行動規範」を作った。 -私たちは,県民のために存在します。 -私たちは,変革を追求し続けます。 などというもので、広島県のサイトに掲げられている。
これを目指し、職員は目標を決め、その目標を達成するために仕事をする。それがそのまま県民のため、県のためになるというわけだ。
成果主義を始めて、知事も思っていなかった効果が出ているようで、職員が自発的に仕事のやり方や制度の改善・工夫をするというケースが増えてきたそうだ。成果ということはコストの意識も定着し、ムダを排除することも考え始め、良いこと尽くし。
「お役所に民間感覚を!」というのは、これからの行政の課題だなと考えた今日でした。 あぁそれと「大企業がお役所感覚になっていく」というのもキケン。私の勤め先がそうなんだけど…。
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