maruomaruさん
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09年04月17日(金)
中国の振り込み詐欺 |
< 禁断の軟膏
| バセドー再来? >
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携帯に知らない男から電話がかかってきた。 間違い電話なのに、間違いだと伝えても会話を延ばそうとして切らない。 最近この手の電話が多いから、相手が知らない人なら問答無用で切るか、或いは出ない。
三ヶ月ほど前、毎日家の電話にかかってくる電話があった。 受話器を取るとかなり早口の自動メッセージが流れるのだが、その内容が 「中国電信(電話会社)です。あなたの電話代が未納になっており、このままでは ラインを断絶せざるを得ない、至急XXXXXXに電話されたし」というもの。 電話代は毎月払っているのに変なの。まぁ、家電切られても携帯があるからいいけど。 そう思って無視していたが10日間ほど連日掛ってきていた。
それから数日して警察からの注意喚起パンフレットが出回った。 それまでの中国電信を名乗る電話が詐欺であり、電話をかけなおすと 「あなたの銀行口座情報が漏れています」と脅かされ、保護を名目に相手の指定する口座に 貯蓄を移させて乗っ取るという手口らしく、そんなん誰が信じるんだ?と思ったが、 実際に4000万円騙された上海人女性がニュース記事になっていた。 日本で100万とか200万など確実な金額を狙うオレオレ詐欺と違って、こっちは口座を丸々狙う。
最近は中国でも振り込み詐欺が花盛りである。 ちょっと怖いと思ったのは、一ヶ月前ほどに携帯にかかって来た電話。 この女性、まず「もしもしぃ」と日本語で言った。 それだけでなく、私の苗字を知っていた。勿論、知らない相手である。 私が日本人であること、そして名前まで知っている。これは不気味。 個人情報なんて、どうせあちこちで売り買いされているんだろうけど。
私の詐欺撃退法はただ一つ。 最初からまくしたてる相手に喋るだけ喋らせてから、一言。 「我、听不懂!」(言葉分かりません) ウソだけど、向こうもウソついてるわけだから。 この言葉のお陰で、路上でのキャッチ詐欺も、電話の振込み詐欺も、 しつこいセールスも撃退できている。今のところは。 外国人であることは時には便利。
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