maruomaruさん
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10年02月20日(土)
モツに読書に |
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念願のもつ焼き屋「宇ち多」に行ってきました。 昨日お休みだった夫が、「お昼はモツかなぁー、立ち食い寿司かなぁーん」と、たまの 平日休暇にウキウキしてはしゃぐのに「ノロ明けだから行きたくない」とは言いづらい。 お昼過ぎに開店するや、たちどころに表と裏の入り口にそれぞれ10人程度の行列ができる狭い店、 ならば3時頃が狙い目かと、遅い朝ごはんを食べた上で行ってみました。
3時過ぎだというのに、表だけで5人ほどの行列。 油でくもったガラス戸から中を覗くと、狭い店内には、寒風吹きすさぶ中、身を寄せ合って 暖を取るニホンザルの如くひしめきあってモツを食らう人々の姿が。 壁には二ヶ月ほど前に訪れた鳩山首相が、やはりモツを食らってる写真が飾ってありました。
平日の昼間にこれだけの人間がどうして酒を飲んでモツを食べているんだろう? そう思ったら、後ろに並んでいたお父さんが「いや、お恥ずかしい。実は半日休みをもらって」と 顔を赤らめました。県外から来られるそうで、場所は「恥ずかしくて言えない」んだそう。
狭い店内に案内され、体の自由も利かないほどにぎゅうぎゅうに座り、「なんこつたれ」と「レバタレ」を 無難に注文。夫は「タンナマ」「レバナマ」「モツ煮込み」ビールなどを注文しました。 どれも180円という安さです。 味はシンプルながら、素材の良さが際立ちます。 なにより、気が付けば同じテーブルの人達がみんな話に加わっている不思議ワールド。 独特のシステムやマナーがあるこの店、店員も怖いのか?と思っていたらとても親切。 これで私も「宇ち多」に通いやすくなりました。 興味のある方はこのウェブでご覧になってください。YGTちゃんは絶対に好きですよ。 ウェブを見て尚ひるまずに「行きたい!」という方がいましたら、喜んでお連れします。
http://curtain.sakura.ne.jp/uchida/ 討ち入り倶楽部 「宇ち多」公認応援サイト…だそう。
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上海の友人オイリンから送別にもらったKhaled Hosseiniの「the Kite Runner」を読み終える。 読み終えて一日が経過しますが、私の心は未だ本の中の世界を漂ったままです。
カブールの裕福な家庭に生まれた主人公アミールの半生を通じて、平和だった頃のアフガニスタンの 美しい情景、人々の暮らしや習慣が少年の目を通して活き活きと描かれています。 その美しい光景の中で、民族間の対立や、何不自由なく生きる主人公と父親の強さや弱さ、 心の屈折などが、まるで生傷に塩するみたいに丁寧に綿密に掘り下げられていきます。
その後アフガン情勢は激変。 ロシアの進攻に始まり、タリバン、アメリカによって国は蹂躙され、人々の運命は翻弄されていく。 人が虫けらのように殺され、美しい風景も、人の心も、習慣も、全てが死に絶えて行く悲惨が訪れる。 戦火を避けてアメリカに亡命していたアミールは、やがて因縁に導かれて再びアフガンの地へ赴き…。 ここまでにしましょう。まぁ、私などではとても表現できないほどに壮絶な話です。 かの地の悲惨は今もなお続いているのだと思うと、なんということか…としか言えないです。
ハリウッドで映画化されてもいるこの本。 しかしこの作家の卓越した構成力や文章力を心にとどめたいので、映画は見ないことにします。 翻訳版が出てるかどうか知りませんが、オススメです。
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今日の新聞で、グーグルをハッキングしていた基地が上海交通大学と山東省にある軍部とつながる 教育機関であったことが判明との記事。 私の住んでいたコンドミニアムの隣にあり、私が通っていた大学です。 さもありなん。
さてさて、月曜日からお仕事。 早起きできるように、今夜あたりから調整しよう。
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