わかりもんさん
最新の記録ノート
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09年04月03日(金)
やめることの難しさ、やめないことの難しさ |
< 親子って、ほんとに
| 宿直しながら、「先... >
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仕事は、午前中は所報を作成。午後は挨拶回り。打合せ1件。うん、なかなかの働き者。 ただし、仕事が走りはじめたのに比例して、通勤時の運転も最近かなりトバシ気味。
Walk, don't run. ・・・ついでに Don't smoke.(~_~)
「今週に入ったら禁煙再開」の予定が、すっかりもとの木阿弥状態だもんね。ま、反省しても仕方ない。無理しても続かない。ひとまず3日間ほどなら禁煙可能なのは実証済。「減煙から禁煙へ」作戦か、しんさんのアイデアをパクって「禁煙貯金」作戦か、とりあえず今は卒煙は無理そうだけど、ゴールデンウイークが一つのチャンスかな。それまでは1日5本を目標に頑張ろう。
今日も帰宅後は『早すぎる夜の訪れ』再読。自分でも意外なほど、この本には引っかかってるなぁ。 誰でも同じだと思うけど、思春期には鮮烈な生き方をした人間に憧れ、影響を受ける。自分から遠ければ遠いほど、なおさら。この本を読んでいると嫌でもカートやドゥルーズなどの「懐かしい」顔たちが浮かぶし、小林秀雄の言葉やウィトゲンシュタインの逸話の一つ一つを思いだしたりする。逆に、同じように過酷な道を孤独に歩みながらも「絶対に生きるのをやめない、やめられない」人たち、たとえばスピノザや安吾の不思議さについて、ぼんやりと考える。こうして余計な思いに脱線しまくるせいで、いまだ3分の1も進まない。
自死遺族の人たちと接する機会があっただけに、遺伝的に気分障害に陥りやすい家系があることや、自殺願望に一種の感染性があるといった議論については、事実としてはかなり納得してる。僕もそのとき、躁鬱的な波が激しそうな人、理想や意味を求めるタイプの人が多いとの印象を受けたから。でも、そのぶん心情的には「それを認めてしまって大丈夫かな」という躊躇もある。著者の立場には好感がもてるけれど自分の立場とは違う。この点はごまかしようがない。そして、自分がそれを認めてしまった上で何かをしていこうとすると今までとは違う哲学(この言葉は嫌いだけど)が必要とされる気がする。同様に、著者が道徳家ぶった「すべき」人間に不信感を持っていることは好感がもてる。一度話をしてみたいタイプだと思う。でも、生きることをやめようとする人たちや残された人たちはそうした「すべき」や意味を求めている気がする。彼らに何をどう話したらいいのか、僕は、いまだに、わからないままだ。
安吾が太宰について書いたことを、すこし読み返したくなりました。
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