maruomaruさん
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09年08月10日(月)
マナー向上キャンペーン |
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< no title
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最近、友人との話題にもよく上るのですが、私が上海に初めて来た4年前に比べたら上海人も変わったものです。 地方都市はともかくとして、上海の変わりようには目を見張るものがあります。 いつも文句ばかり言っていますが、実はマナーも劇的に向上しているんです。 万博を前にしたマナー向上キャンペーンが功を奏している事は誰の目にも明らか。
街のあちこちに貼られているポスターがコレ。 一枚目は「毎月5日は窓口サービス向上の日」 二枚目は「毎月15日は環境清潔日」 三枚目は「毎月25日は公共秩序の日」 そしてどのポスターにも「まず私から行動します!」と書いてあります。
共産国だから仕方ないのですが、この国のサービスは実に劣悪でした。 消費者が「買わせて下さい」というへりくだった態度でレジに並ぶと、レジの会計係は 「チッ、面倒くせぇ」とゆっくりハンドクリームなどを塗りながら消費者を待たせ、挙句には お釣りを投げて寄越す。それが4年前では常識でした。 ところがどっこい、この4年でそれも激変。 今ではときどーきですが、うっすら笑顔を見せる会計係もいるほどです。硬貨を投げる人は殆どいなくなりました。 毎月5日の「窓口サービス向上の日」キャンペーンが硬貨を・・・いや、効果を上げている証拠です。
「環境清潔日」 これはあんまり効果出してないんじゃないの?と、生ゴミと排泄物の匂いがプンプン漂う通りを 歩いていると思いがちですが、さにあらず。 気が付けば痰吐き人口は激減しているのでした(4年前比)。 かつては誰かが「カーーーーッ・・・」と痰充填完了!の合図を発すると、それがたちまち周囲に 伝播し、そこらじゅうでエンドレスの痰吐きが開始され、「なに?痰吐きってアクビと同じでうつるんかい?」と 不可解且つ不愉快な気分にさせられたもの。 車の中から外に発射する無礼者は、まかり間違って自分の車にひっかかったりしたらたまらないから 窓から顔を突き出し、できるだけ遠くの歩道を目がけて飛距離のある痰を飛ばしてきます。 歩行者はたまったものではありません。でも自分の事しか考えないのがこの国の特徴だから。
中国と言えば痰吐きが最も有名ですが、それ以外にもデパートなど大理石の床やゴミ箱で 子供におしっこさせる親もそこらじゅうで遭遇したものですが、今の上海ではあまり見かけません。 それでも「マクドナルドのキッズルームの床でさせてた!」なんて日本人の悲鳴を聞くことはありますが。 トイレで用は足せてもドアは開けっ放しだった人々も、今ではちゃんとドアを閉めてます。 二枚目のポスター「環境清潔の日!」がもたらした上海人の変化と言えましょう。
最後の「公共秩序を守ろう」というスローガンも、4年前には押しの弱い日本人の友人が 「何か買おうと思っても、次から次へと横入りされて自分の番が永遠に回ってこない」と嘆いていたのが ウソのよう。今でも横入りはいることはいますが、延々買えないということはありません。 電車やバスの乗り降りは相変わらず戦いですが、4年前に比べたらかなりマシ。 あ、信号は相変わらず守りません。
上海人がどんどんお行儀良くなってしまってちょっと寂しいのが、夏の風物詩が消え行くこと。 それは暑い上海、男性が少しでも涼をとろうとTシャツ/ポロシャツを胸までまくり上げて 乳首を出したクールビズ。その姿でスイカみたいなお腹を撫でながら歩く姿が街から消えつつあるのは ちょっと寂しい。でも最近でも暑い日には一日20人くらい見かけますからまだ大丈夫か。
このように、そうでなくても元々他地域に比べて裕福な上海人は、マナーの上でも文明化の階段を 上り始め、ますます他地域との差を広げていきます。 富と意識の違いが開けば開くほどに上海人は傲慢になり、外省人は「人に非ず」のような差別観を 皆が持つようになって、これはこれでこの不安定な国にとってはとっても危険なことだなーと思うこの頃です。
まぁ、でも、上海人もこんなに頑張ってます。 来年の万博、よろしかったら遊びに来てやってください。(私はその頃は日本ですが、来る気ありません)
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