maruomaruさん
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09年05月27日(水)
絵はお好き? |
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< 北朝鮮とペット
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私は日頃から一人行動が多いのですが、莫干山路(モーガンシャンルー)50号は特に一人に限ると思っている。 莫干山路50号とはいわゆる上海のアート空間で、かつては製粉工場だった建物に、 上海内外からワラワラと集まってきた有名無名の芸術家達がギャラリーを開いて、市民や観光客に 無料で披露している場所で、迷路のような建物内にそりゃもうたくさんのギャラリーが詰まっている。 路線バスに一時間揺られ、尿臭が立ち上る莫干山路を歩いて抜け、私はこのスペースに ちょくちょく通っているが、まだほんの一部しか制覇していない、そのくらいたくさんの画廊がある。 日本人画家の進出も目だっている。芸術には国境がない。それがいつも嬉しい。
私は、車にガソリンを入れるように、莫干山路に行って体に気を満たしてくる。 まずは一番のお気に入りの絵を確かめに行く。よしよし、まだ売れてないぞ。 その絵を描いた画家と久し振りだねーなんて小一時間ほどお喋りしつつ絵を眺める。満ち足りた時間。 絵の風景の中で画家と二人で話しているような錯覚に陥る。
世界的に有名な写真家「王剛鋒」のギャラリーもmust goな場所である。大大大ファンなのだ。 前回来たときには品切れになっていた大好きな写真を発見してしまう。財布の中には260元。 いくら?と聞いたら店番の女性が200元(3000円)と言う。 「このサイズの写真、去年まで400元だったのをずっと買ってたんだけど・・・」と言うと、 「金融危機の為、今年から値下げです」って・・・オイ! 結局ATMを見つけてお金を降ろし、三枚買ってしまう。一体何枚買えば気が済むのか・・・。
目が回ると思ったらお昼を食べてなかった。 3時、スペース内の喫茶店に入り、恐ろしくまずいブラウニーとカプチーノ。 カプチーノが臓腑に沁みて人心地つく。
元気が出たところで最後に同郷の日本人の画廊を見て帰ろうと、 開いたまま待機中の業務用エレベーターに乗り込んで立ちすくんでしまった。 中でおばさんがくつろいでいたのだ。しかも身の回りのもの全てを目の前に置いて。 え?エレベーターだと思って入っちゃったけど、おばさんの部屋だった?とオロオロ。 おばさん、読みかけの新聞から顔を上げてひと言。「なんだ?」 「いえ、4階に行きたいんですけど・・・間違っちゃったかな?」 おばさん無表情で「いいよ」と4のボタンの押してくれた。あ、エレベーターガールなんだ。 このエレベーターガール、退屈していたのかそれから娘さんの話を15分ほど。 写真を撮らせてもらって帰途に着きました。ああ、今日も楽しかった。
写真1: 美術空間への入り口です。建物の部屋という部屋すべてギャラリー。
写真2: 私の心に効く絵と画家。全ギャラリーで一番の売れっ子画家かもしれません。 今日も20万円する絵をアメリカ人が買ってました。日本人にも良く買われていきます。
写真3: ほとんど誰も行かない端っこのビルのエレベーターガール。ほとんど住んでます。
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