maruomaruさん
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09年10月01日(木)
国慶節、北京は秋晴れ |
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< 国慶節(建国記念日...
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建国60年の式典をテレビで見てます。 この式典を祝おうと、天安門周辺は無数の人で埋め尽くされていますが、 勿論、これは自由に集った一般市民でなどありません。招待を受けた特権階級や模範市民達ですね。
道端に整然と並ぶ市民、軍人、戦車やミサイル・・・その横を高級車のサンルーフから顔を 出した国家主席が進みます。胸から上が車上に飛び出た形の国家主席、前にはマイクが4本。 なんかちょっぴりコミカルな映像なんですけど、そう思うのは私だけだわね、きっと。 オープンカーじゃあダメなんかい? ダメなんですよ。ケネディみたいに狙撃されるのを警戒しているのでしょうね。
マリンカラーに色づけされたミサイル達、こいつが人々を、平凡で平和な生活を木っ端微塵に するんだなーと思うと背筋が寒くなる。 上海閥のかつての指導者江沢民や前首相である朱鎔基も勢ぞろいしていて、派閥も超えて祝う気満々ですが、 見事な秋晴れに恵まれた北京の様子を見ながら、私は複雑な気持ちでいます。 あまりに理想的な秋晴れ・・・ミサイルで雨雲吹き飛ばした?それともCG?と思ってしまう。 この国に4年半住んだ結果として、全てのことに懐疑的になってしまうようになった自分を嘆いていたら、 式典中継の下にテロップが。 「XX方向に雨雲を発見、軍の気象XXX隊が急行」 なんだ、やっぱ秋晴れも人工のニセモンか。アホらし。
昨晩BS「きょうの世界」でメインキャスターが中国取材の最中に、中国を30年間追い続けた BBCのベテラン記者に遭遇、短いながら言葉を交わしていた。BBC記者の言葉が印象的。
「矛盾をコントロールしなければこの国は滅びる。 建国60年は、次の60年の終りの始まりでしかない」
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