maruomaruさん
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09年03月16日(月)
未知のエリアへ |
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初夏のような陽気に誘われて、今日はまだ行ったことのない方向へ 歩いてみる事にしました。 家の前の広元西路を西南にぐんぐん下り、宜山北路をひたすら突き進む。 キッチン用品やらバスタブインテリアやらのショールーム連なる一帯が続くが、 さらに行くとみるみるローカル色が強いホコリっぽい灰色の街になる。
最終的に行き着いた街は「小閘鎮」という村。「鎮」ですよ、「鎮」。 上海の中心地から歩いて三十分ほどの距離で、こんな時代に取り残された空間が あるとは3年間住んでいるけど驚き。 小閘鎮には都会のゴミが集まる処理施設(と言ってもただのゴミ置き場)がいくつかあり、 生ゴミの腐臭が漂っている。粗末で小さなコンクリート造りの家々は半分が 取り壊され、瓦礫のまま放置され打ち捨てられている。 通りに面した食べ物やは、土で固めたコンロに炭を満載して調理している。 何色と表現できないような汚水が流れるどぶ川に石造りの橋がかかっている。 橋にはご立派にもなになに橋と名前が彫ってある。 時代に完全に取り残された街。 都市のゴミが捨てられる掃きだめの街。
しばらく進むと生ゴミの腐臭が、腐った果実の匂いに変わる。 そこには果物市場があり、道路脇は小さな果物小売店が延々と続くのだが、 その道路には売り物にならないあらゆる果物や、ゴミが捨てられ、それらが 人や車に轢かれてつぶれて腐り、モザイクのように道路に張り付いている。 ミカンの皮やら種やらを店先に足を広げて座った女がポイポイ道路に投げ捨てるのを 器用に避けながら歩く私はその先に見えてきた大通りに安堵した。文明への入り口だ。
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