第九【totoさんの健康管理カラダカラノート】

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07年12月14日(金)

第九

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昨日は4日ぶりにジョギング。10.3㎞、60分、5分48秒/km。いい調子だった。
雨が上がって北風が吹くかと思ったが、丁度凪で寒さは感じず逆にたっぷり汗をかいた。

今日は嫁が休みなのでウォーキング+筋トレの予定。

年末になると彼方此方でベートーベンの第九の演奏会が開かれる。オーケストラで全楽章演奏するほか、合唱部分のみ歌うものを入れれば相当な数になると思う。

第4楽章のいわゆる「歓喜の歌」は誰もが一度は耳にしてるし、コーラスなどをやっている人はオーケストラと競演したこともあるだろう。

合唱部は祝祭感があり、旋律も耳になじみやすく覚えやすい。

ところが交響曲第9番「合唱付き」全楽章を聞くとなると話が違う。
私も一回聞きに言ったが、正直苦行に等しい。かしこまった格好で(スーツだけど)、声も立てられず、咳もできない。他の曲も含めて2時間以上わかった様な顔で聞かなくてはならない。
何処で拍手をしていいかわからない。

大体3楽章にはいると眠気が襲ってくる。静かに寝て無くてはならない。イビキはご法度。
4楽章に入っても中々歌が始まらない。歌が始まってもあのメロディではない。
そして苦悶の果てにやっと良く知るあの歌が始まる。
「歓喜の歌」が始まるとそれまでの苦痛が吹っ飛び、終わってみれば何か凄いものを聞いたような気分になる。

よく考えるとこれは日本人が大好きなパターンだ。我慢に我慢を重ねて最後の爆発。時代劇、昼メロ、ジャンルを問わず大好きだ。

日本で第九がこれほどまでに聞かれるのも、「合唱」の親しみやすさと併せてこの日本人の大好きパターンが経験出来るからじゃないだろうかと思う。

3楽章までだったら聞かないよなあ。決して聞きやすい音楽じゃないし。

私は同じ合唱の入っている交響曲ならマーラーの「復活」のほうが好きだ。





コメント
yukatroll 2007/12/15 02:02
こんばんは。
交響曲ではないのですが、ドヴォルザークのオラトリオ『ルドミラ』が好きです。
ご存知でしょうか。
荘厳で雄々しい曲です。(ルドミラは女性なのに)

合唱を聞くと、仲間にまぜてもらいたくなります。
聴くのが好きですが、最近は歌いたいと思うようになりました。
toto 2007/12/15 07:47
yukatrollさん おはようございます。

おっと!また凄いとこ持ってきましたね。残念ながら聞いたことがありません。
私のクラシックの試聴傾向は物凄く偏っていて、基本的に交響曲。それもハイドン、モーツァルト、ベートーベンはほとんど聞いてません。
マーラー、ブルックナー、シベリウス、チャイコ、ドヴォルザーク、ベルリオーズあたりの交響曲中心です。器楽曲、声楽曲、宗教曲はまったく無知です。オペラも前奏曲は聞きますが全篇聞いたことはありません。
器楽、声楽は学生の時、国立市に住んでましたが音大のお姉ちゃんの発声・ピアノ等の練習が田舎もんの私には奇音、雑音にしか聞こえずトラウマになってます。

合唱はいいんですが。マーラーで慣れてきました。

今はマーラーの交響曲を様々な指揮者・オケで集めてます。ipodはほとんどマーラーです。マーラーを極めたいと思ってます。

クラシックファンと言うよりはマーラーファンです。

一番好きなのが第10番クック版と言うのは相当異端だと思います(笑)
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