maruomaruさん
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09年10月08日(木)
寄生虫の話 |
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昨日の日記で鮮度の悪いエビのことを書いたら、YGTさんからのコメントで寄生虫の話題。 久し振りに寄生虫の本を読みたくなって、本棚から「笑うカイチュウ」藤田紘次郎著を 引っ張り出しました。
あれはいつだったか・・・。 まだ十台の頃だったと思うのですが、当時母が読んでいた文芸春秋をなにげなく 手にとってペラペラめくっていたら、そこに寄生虫特集記事があったのです。 斜め読みしているうちに、その強烈極まりない世界に引き込まれていきました。 あの時読んだ症例は未だに頭に深く刻み込まれたままです。
中国の山間部にホームステイした女子大生が、地元家庭で出されるご馳走をうまいうまいと 毎日食べて楽しく生活していたが、徐々に痩せ始めた。慣れない環境のせいかと思って 気にしないでいたが、そのうちガリガリの皮と骨状態に痩せ細り、ここに至って、これは 何か深刻な病気なのではと心配になり検査のために帰国。 レントゲンを撮ったら、喉元までカイチュウがギッシリ詰まっていた。駆虫剤を飲んで バケツ何杯かのカイチュウを放出し、一件落着。キモイっしょ?
或いは、中国だったかインドネシアだったかのド田舎に赴任していた建築業者の皆様方、 休みの日に近所の川で釣りを楽しんだら、美しい魚がたくさん釣れた。 刺身にしたら美味いのではないかと誰かが言い出し、食べたみたらこれが白身であっさり、劇ウマ! うまい、うまいと皆で喜んで食べ尽くした。日本を遠く離れると刺身の味は格別なもの。 さて、一週間後、悪夢が始まる。食べた全員の体に、背筋も凍る異変がぞくぞく発生。 ガッコウチュウという寄生虫が駐在員の体の皮下でコブ状の物体となり、 縦横無尽に動き回るという顛末です。キャーッッ!!!!
時は流れ、大人になってから本屋で手にしたこの「笑うカイチュウ」、よくよく読んでみれば、 若き日の私を震え上がらせた、あの文芸春秋のエッセイを書かれた医学博士の著書でした。縁があります。
読み返してみれば、つくづく、私達の周りには個性豊かな寄生虫がいっぱい。 まぁ、私自身がこの4年間、夫に寄生してブクブク太っているんですけどね・・・。 それは棚に上げといて、人間と共存共生するのは犬や猫だけでなく、寄生虫もそうなんですよね。 本来、寄生虫と宿主と運命共同体。宿主を殺してしまえば自分も生きられません。 だから本当はひどい害は及ぼさない筈なんですが、本来寄生する筈でない相手に寄生して しまった場合など、環境不適合で暴れまわり、困ったことになります。
じゃあ寄生虫が全て悪かと言えば、そうも言い切れず、日本から寄生虫が いなくなったことと花粉症やアトピーの激増は関係していると言われています。 私は花粉症がひどく、春先から夏まで睡眠すらまともに取れなくなるので、寄生虫を 利用する治療法はないものか、本気で考えたいほどです。 それでも体の中で別の生き物がニョロニョロ生きてるかと思うと、思わずゾーッとしちゃうのですが・・・。
危ないと知られている川の魚介だけでなく、ペット、マイマイ、鯖、イカ、鯨、カエル、蛇、クマ、鹿、 あらゆる生き物に寄生虫がいると書かれているので、過去の食事をいろいろと思い出しながら ビクビクしています。
インドネシアに住んでいた子供の頃、トイレに入った弟が「おかあちゃーーーん、おとうちゃーーん」と 大きな声を出したので駆けつけてみると、便器の中に白いキシメンみたいな物体が2本横たわっていたことが ありました。虫下しを飲んだけど、私には出なかった。あれが私が見た最初で最後のカイチュウくんです。 数年前に鯖をおろしていたら、透明で7センチくらいあるヘビみたいな寄生虫を見つけたことはありますが。
今のところ私は多分寄生虫フリー。ですが油断は大敵。だってこれから上海蟹の季節ですもの。 上海蟹(モズクガニ)やサワガニにはハイキュウチュウという、肺に住む寄生虫がいます。 ちゃんと火が通ってるのを確認して食べなくちゃ。
そして無事に日本に帰ったら、目黒寄生虫館に足を運んでみようと思うのです。 何メートルもあるサナダムシとか見てみたい。 興味のある方、一緒に行きませんか?
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