maruomaruさん
最新の記録ノート
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10年01月26日(火)
ああわからない |
< 極楽のあとの地獄
| 履歴書&TSUTA... >
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体脂肪27%台の栄光は、やはり一日だけの夢だった…。
千葉マリンマラソンを走りながら聴いていたのは、いつもどおりソウルフラワーユニオンという バンドの曲です(ヴォーカル:中川敬)。 彼らが神戸の震災の際に荒れ果てた被災地で歌うために、電子楽器をすべて取り除いた チンドンバンドを形成したのですが、そのバンド名が「ソウルフラワーモノノケサミット」。 そのチンドンバンドで出した曲です。 以前に何度かさらっと聞き流しただけのこの歌詞を、走るのが苦しいあまりに、 初めて集中して聴きました。 苦しい呼吸に喘ぎながらも妙に冷めた気持ちで、100年の時間が流れ去っても 世の仕組みはまるで変わってないもんだと呆れながら。 作詞はNHKでも紹介された名うての壮士演歌師、添田唖蝉坊(あぜんぼう)1904年の作。
ああわからない
作詞:添田唖蝉坊 編詞:中川敬 原曲:日本海軍(四面海もて囲まれし)
一.ああわからない わからない 今の浮き世はわからない 文明開化というけれど うわべばかりじゃわからない 人は不景気不景気と 泣き言ばかり繰り返し 年がら年中 火の車 回しているのがわからない
二.なんぼお金の世じゃとても アカの他人はいうもさら 親類縁者の間でも 金とひとこと聞くときは たちまちエビスも鬼となり くまたかマナコを剥き出して 喧嘩口論 訴訟沙汰 これが開化か文明か
三.ああわからない わからない 賢い人がなんぼでも ある世の中に 馬鹿者が 議員になるのがわからない 議員というのは名ばかりで 間抜けで腑抜けで腰抜けで いつもボンヤリ椅子の番 立派な思想がわからない
四.ああわからない わからない 威張る役人わからない 血税資本(もとで)に生存(ながら)へて あつかましいにも程がある 役人威張れば人々が 米つきバッタを見るように ヘイヘイハイハイピョコピョコと お辞儀するのがわからない 五.ああわからない わからない 生存競争わからない デモクラシーを唱えては 戦(いくさ)するのがわからない こんな可笑しいことはない こんな馬鹿げたことはない 貧乏人を見殺しに している心がわからない
ライナーノーツの最後のページに、 「世界中に散在するあまたの不屈の魂にこのアルバムを捧げます。乾杯!」とあるのを 読んで胸が熱くなりました。
「ああわからない」は見つからなかったけど阪神大震災から生まれた「満月の夕」を。 http://www.youtube.com/watch?v=nrKaMAqz-PA
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