maruomaruさん
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09年07月06日(月)
主権在民 |
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≪すべて剣をとる者は剣にて亡ぶ 基地をもつ国は基地で亡び 核を持つ国は核で亡ぶ≫
2002年に101歳で亡くなった沖縄の反戦家、阿波根昌鴻さんの言葉。
誰だってそうだと思うけれど、私は戦争が何より嫌いである。 いかなる理由でも許せないと思っている。 それが国や愛する人を守るため、正義のため、信念のためだと指導者は言うだろう。 ウソばっか。戦争はどんな手や言葉を尽くしても正当化なんて絶対できない。 国と国民のことを本気で考える指導者ならば、万策を尽くしても戦争回避の道を選ぶはず。 関わらないで済む道を全力で模索するはず。 私達の国の歴史が、現在も世界のあちこちで続く戦争や紛争が教えてくれる。 戦争は関わる全ての人間の運命を変えてしまうと。敗者だけでなく、勝者をも不幸にすると。
小泉純一郎氏がその尻尾をちぎれんばかりに振り続け、似てないエルビスプレスリーのモノマネまで 披露して媚びたブッシュ前大統領は、大量破壊兵器がないと知った後も引くに引けず、イラクを蹂躙し続けた。 反米感情が渦巻き、殺すイラク人の数には及ばないが、毎日米兵が殺され、多数がノイローゼや鬱病に追い込まれ、 極度の恐怖心は更なるイラク人迫害につながった。狂気。その有様は世界中に暴露され、イスラム社会のみならず 世界からの非難がアメリカに集中する。何も良いことがない。 毎日イラクに向けて投入される莫大な軍事費は、アメリカの国家予算を逼迫し、続いて起こる サブプライムローン問題に端を発したアメリカ経済破綻にも大きな影響を与えた(と推測する)。まさに自滅。
そのブッシュ前大統領に媚びて、憲法9条をムリヤリねじまげてまで自衛隊を派兵すると一も二もなく 決めたのが小泉さん。そしてその小泉さんの下で自衛隊のイラク派兵を指揮し、実行していったのが 当時の外務省トップ竹内行夫氏。 当時レバノン大使をしていた天木直人氏がイラク戦争反対を唱えると、天木氏をあっさりクビにしたのもこの人。 高遠さんら、三人の日本人がイラクで拘束された時に「自己責任だ」と切り捨てて、3人をバッシングさせた のもこのお人。(自己責任論はなんて冷たい悲しい風潮でしょうか)
この竹内行夫さん、去年麻生総理によって最高裁の裁判官に任命されていたってご存知でした? 私は知りませんでした。 憲法や人の暮らしを守るはずの裁判所、そのトップになっているのが、他国の戦争に関わるということで 我々の暮らしを脅かし(自衛隊派兵後にテロ標的となった東京の町からゴミ箱が消え、 地下鉄の警備がものものしくなったのを苦々しく覚えてる)、多くの国民が必死に守ろうとしている 平和憲法までねじまげた、そんな人では日本の明日がとても不安だ。心配でおちおち寝られやしねぇ。
2008年4月17日、名古屋高裁でイラク派兵は憲法違反だという歴史的に価値がある判決が出たとき、 私は興奮して震えた。日本にも権力に負けない正義があったと誇りに思った。海外の友人らに 胸を張って自慢した。その判決内容や、裁判長の意図を知った時には感動して涙が出た。 (どんなことがあってもくつがえされず、この判決が未来永劫残るように工夫がされていたのだ) それが例え地方の裁判所で出た判決だとしても。 裁判長がその後定年を待たずに退職しなくてはならなかった厳しい現実があったとしても。
麻生さんははぐらかし続けている総選挙、この際に、最高裁判事の国民審査も行われる。 私は海外に住んでおり、海外での選挙登録は済ませてあるから、選挙に参加はできるのだが、 この最高裁判事の国民審査にはどうしても、どうしても参加したい。
私達の生活を守るために名古屋で闘ってくれたNGO団体、弁護士や裁判官のあとに続くためにも、 自分の国を二度と再び戦争に向かわせないためにも、違憲判事には断固たる否認の一票を投じたい。
よりよい明日は、私達国民が自分達の手で作る。 弱者を切り捨てず、貧困がなく、全ての子供に輝かしい未来があり、自由が約束され、 日本人及び在日外国人の人権が尊重され、多様な価値観が共存し、国の命令で誰かを殺したり 殺されたりしなくて良い、安心して暮らせる国。それは私達国民が作っていかなくちゃならない。 政治家を選ぶのも動かすのも降ろすのも、私達国民だ。
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