maruomaruさん
最新の記録ノート
タグ別に見る
|
09年12月22日(火)
夕焼けハンターから夕焼けランナーへ |
|
< 2LDKの幸せ空間
| Wishing y... >
|
何を隠そう、私は夕焼けマニア。 朝日も好きだけど滅多に起きられないので、必然的に夕陽マニアとなっています。
「秋は夕暮れ」と清少納言みたいな描写を頭の中で考えていたのが高校時代だから、 私の夕暮れ好きのキャリアは長い。 昼から夜へと移行していく空の鮮やかな色彩や、それまで見えなかった星や月がいつの間に 光りだす瞬間、山々の稜線や木々の細い枝の先端までが影絵のようにくっきり浮き彫りになる その時間が私はとにかく好きなんです。しかもその時間は儚く、一つ一つの変化を味わう暇も なく、町は闇に塗りつぶされてしまいます。
どこの国に行っても、私は夕陽を眺めています。 ある時はワカティプ湖に一人しゃがんでホームシックになりながら。 そしてある時は夕餉の煙がどこからともなく漂うボルブドールで。 トバ湖畔では体を洗う子供達の横で釣り糸を垂れながら。 「深夜特急」に書いてあった有名な「マラッカ海峡の夕陽」を見るために、 車を飛ばしてコンテナ船の向こうに沈む夕陽を見たのはいつだったか、誰とだったか。 日本では、バックミラーに映る夕陽につい見惚れて事故ったこともありました。 私は夕陽のストーカーですな。
そんな私を大喜びさせたのが今日の夕陽。 夕陽が地平線に沈んでしまった頃にジョギングに出発したので、あまり期待は してなかったのですが、土手に向かって走っていくと、西の空が素晴らしくキレイな オレンジ色に染まっています。 土手を自転車で走る人が影絵のようなシルエットになっていて幻想的。 しかもビルの合間にシルエットになった大きな山が見える。あれは何ぞ? 橋を渡って土手に着くと、それはもう、走る足が止まってしまう景色が広がっていました。 「うわーーーーーーーーーーーー」のひとことです。
オレンジ色一色の背景に、輪郭がクッキリと浮き上がったビルや工場の灯りがちらちらと瞬き、 その隙間にこれまで見えたこともない先述の山が存在感たっぷりに胡坐をかいている。 更に目を左側へと移していくと、グレーのビル郡の間にそこだけ真っ赤な東京タワー。 遮るもののない空を見上げれば、もう上空は一番星と月が浮かぶ群青の夜。 こ、こ、こ、この美しさはなんぞ?一体全体なにごとですか?
土手には三人の男女が三脚を立ててこの夕暮れを撮っていました。 その中の一人に「あの山はなんですか?」と聞くと、「富士山だよ」と教えてくれました。 「こんなに大きく見えるんですか?なぁっんてキレイなんでしょう!」 思わず感嘆の声をあげると、おじさんは、今日ほどパーフェクトに条件が整う日は珍しいんだと 教えてくれました。
感動で体に力が漲り、跳ねるように土手を走りだしたものの、すぐに勿体無くなって 足を止め、土手に腰掛けて川向こうの町を眺めてました。
言葉で表現できないような美しさを目の当たりにし、 あまりの嬉しさについ勢い余って空に駆け出してしまいそうでした。 調子に乗りすぎたのかふくらはぎが吊ってしまい、本日は40分でリタイアです。
|
|
|
| 【記録グラフ】 |
|
|
コメントを書く
|
| ページTOPへ戻る↑ |
|
|