maruomaruさん
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10年01月10日(日)
大磯でみかん狩り |
< no title
| 柴又七福神巡り >
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知人がかれこれ7年、大磯の土地を借りて畑をやっております。 このY氏とは、2年ほど前に中国のド僻地「貴州」で知り合いました。 以来仲良くして下さってますが、前々からお話に伺っていた畑を訪問するのは昨日が初めてです。
新橋から東海道線に乗って、川崎、横浜を過ぎる頃になると、SATYや大型ショッピングモールのような 郊外型のお店が目に付くようになり、更に行くと、車窓にはだんだんと畑が多くなってきます。 一時間ほどで目的地に着き、駅まで迎えに来てくれていたY氏と再会。一路畑へ。
スーパーで買ったお弁当を畑で広げて食べます。聞こえるのは鳥の声だけ。 あの環境で食べれば何でも美味しく感じちゃいますね。 冬の穏やかな日光が背中を照らしてポカポカでした。
畑から歩いて三分ほどの小山はみかん農園になっていました。 遠くに海が望めて絶景です。橙色のみかんと蒼い海ってベストコンビですよね。
「もうほとんど採り尽くしちゃったけど、まだ実が着いていると木が弱るから全部落として」とY氏。 しかし、外側から見ると、うっそう葉が茂るだけで、みかんの姿は見えません。 「ないじゃん」怪訝に思いながらかがんで内側を見ると、あるわあるわ、鈴なりでした。
同じ敷地に実をつけても、日照時間や条件によって実の出来具合いは異なっている模様です。 途中で気づいたのですが、鳥に集中的に狙われてる木のみかんは、皮が柔らかくて水分多く、 甘度が高いんですね。鳥はスゴイ。ちゃんと分かっているんです。 土まみれ、葉まみれ、くもの巣だらけになってみかんの木と格闘すること数時間。 白い服がみるみる黒くなっていく様がダイハードを思い起こさせます。 夕方までにはプラスチックのコンテナー一杯とバケツ二杯分になりました。 それをダンボールに入れて、叔母、義妹、義母、義兄に発送しました。喜んでくれるといいな。
肩が抜けそうになるほどの大量のみかんと、畑で私が採取したサトイモ、サニーレタス、 聖護院大根2個、ブロッコリーたくさん、水仙の束を、夫と二人でヒーヒー言いながら 持ち帰りました。
帰宅後、数時間前まで畑で育っていたブロッコリーを茹で、サニーレタスをサラダにし、 聖護院大根と葉、手羽先、エリンギ、生姜でスープを作り、フランスパンで簡単な夕食にします。 ブロッコリーの茎にたまる甘さ、レタスの微かなほろ苦さ、聖護院大根の不思議な食感に大感激です。 地球の滋味を分けてもらってるような気分になりますね。 こういうものを食べていれば人は健康で長生きです。
作業の合間、みかん畑にしゃがんで海を眺める夫の横顔が、とてもリラックスしていたのが 嬉しかったです。みかんを食べるその顔が、まるで初老の猿みたいでした。
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