maruomaruさん
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10年02月04日(木)
サクラサク-若いあなたへ- |
< 豆まきやんべー。(...
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中学受験をした姪っ子(義兄の娘って姪っ子でいいの?)が全戦全勝したとの連絡が義母から入る。 義父のお葬式でほとんど泣かなかった義母が電話口で泣いていた。孫パワー、恐るべし。
第一志望は雅子さんの出身校。 「公立じゃあダメなわけ?」と夫が聞いたこともあったが、まぁ、どう考えてもそれでは 物足りなかったんでしょうな。
何しろ姪っ子が6歳のころ、私は彼女が小学校3年だと思い込んでいた。 小学校6年の今、私には彼女が小柄な中学三年生に見えている。そうとしか見えない。 だって、彼女は5歳くらいの時から、親以外とは完璧な敬語で話したし、 子供が喜びそうなことにはまるで興味を示さなかったから。 最近では夜も塾、休日も塾という生活を送る彼女に、「大変じゃない?」と聞くと、 「いえ、別に。むしろ学校とは違う視点でモノを教えてくれるから楽しいです」と答える姪っ子が 小学生だと認識しろって方がムリがある。
私は夫の親族や親戚の間ではなんと言うか「変り種」で、多分口には出さないが誰もが 「なんか良く分かんないんだけど、野良犬みたいな人」と思われていると思う。 だから、受験直前の姪っ子に「どうしても辛い、苦しいって思ったらね、迷わず逃げろ!全速力で。 道なんてね、いっくらでもあるんだから」という私を苦々しく思っていたかもしれない。
義兄夫婦は多分日本で最もカタい仕事についていて、感情を表に出した姿をこれまで一度も見たことがない 義兄は、こんな変り種の私を結構面白がってくれている。義姉やその親は多分「なんか、がさつで言葉が悪くて 良く分かんないけど野良犬みたいな人」って思ってる。 だけど野良犬みたいに自由に生きてきた私から見ると、小学校入る前から勉強ばかりして、 子供みたいなバカバカしい遊びをすることも、大人に甘えることすらしないで子供時代を送る彼女が たまらず不憫に思えたんだもーん。でも、まぁ、それは凡人の考えだわね。
これからどんな人生を歩むか知らないけれど、姪っ子よ、あなたは恵まれた子供だ。 突出した頭脳に恵まれ、容姿に恵まれ、何の心配もせずにまっすぐ成長できる環境に生まれた。 でもね、社会には人の数だけストーリーがあるもの。人の数だけ苦楽や幸せがある。 いろいろな人たちと出会い、想像力を鍛え、社会の矛盾や光も当たらない人々のことも 考えながら大きくなって欲しい。 野良犬も含め、いろいろな大人から学ぶがいい。 あなたさえ望めば、教材はそこらじゅうにある。先生はそこらじゅうにいる。 扉を一つ一つ開けていけ。
とりあえず今は、お祝いしましょう。 お父さんと一緒に遊びに来るんだよね。 まずはあなたの知らない東京の下町っちゅうものを見せてやろう。 そして兼ねてから「アタシのパスタはうめーぜ」と豪語していたのを証明してあげるから食いに来い。
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