maruomaruさん
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09年07月30日(木)
道路が河に・・・ |
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< 中国の果物と食の安...
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週一度のマッサージで夢心地になっていたら、外で雷の音が。 わー、雨かいな。帰りのタクシー拾えないなー・・・程度に思いつつ一時間半後、 マッサージを終えて外に出たところで私は立ち尽くしてしまいました。 ・・・河になってますがな。
上海の水はけの悪さは「これ、大都市としていいの?」と心配してしまうほどなのですが、 大体、水をどこかに逃がす排水溝がほとんどありません。 歩道のちょっと高くなった側面に小さな排水溝がある場合もあるのですが、それすらも ゴミやら落ち葉やらがフタをしていて役に立っていない。 だから一時間程度の豪雨で道が河に。
日本だったらクルブシが隠れるほどの浸水であれば、「きゃー、つめたーい」なんて 不謹慎ながらも心が少し浮き立ったりもしますが、中国では「うーわーーー」のひと言です。 なぜならこの道路の上には日々、人民の痰やら小便やら、生ゴミやら人&ペットの大便やらが 積み重なって乾いているわけで、そこに水が溢れるとなると、全ての汚物ミックス状態になるわけで、 その中をジャブジャブ歩かざるを得ない私の心中察してくれますか?
タクシーはたまたま目の前で下車した人がいたので守備よく乗れて超超ラッキーです。 しかし運転手は異常事態に完全にパニクって「乗るなよ!ドア開けたら水が入るだろう!」と ピーピー怒鳴っていますが無視。大体、人を降ろした時点で水入ってるんだよ。
車窓から見る見慣れた町がベニスと化しています。 三件並んだピンク床屋は、通りを車が通るたびに打ち寄せる波に床下浸水ギリギリの状態です。 セクシードレスに身を包んだ売春婦のお姉さん達が心配そうに外を見下ろしていて、 水上コテージならぬ水上ピンク床屋の様相。
しばらく走ると、更に水深が深くなりました。 なんと、大人の男の膝まで!ここまで来るともう比喩ですらなく河そのものです。 そんな中でもまだ自転車で走り続けようと頑張って、遂には水に車輪を取られ、 豪快に水中に倒れこむお茶目なおっさんもいます。 道を横断する人々は、持っている傘を杖のようにして盲人みたいに進行方向を確かめながら おぼつかない足取りで歩いています。だって、そこらじゅうで工事している上海は道がかなり不安定。 油断していれば深い穴にはまって命を落とすこともあるからです。
一番深い場所から抜けた道路脇には、故障した車が4台、プシューって感じで停まっていました。 浸水してない場所の信号待ちでは車の運転手全員が次々に降りて、愛車を確認しています。 「目で見て分かるんかい?」と思いますが、そうせずにはいられないのでしょう。
そういえば、去年も腰まで水に浸かるようなことが一日ありました。 いくら年に一度か二度の事とは言え、市はもうちょっと水はけについて考えたほうがいいと思います。
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