tr2さん
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13年02月28日(木)
発送電分離。 |
< プロテイン。
| 停滞期か均衡状態か... >
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電力業界が面白いですね。 最近は、この業界をよく調べています。 3年後に全面自由化になり、5~7年後に発送電分離となります。 現在は地域毎に、電力会社の縄張りがあります。 供給義務を負う代わりに、電気料金を総括原価方式で算定できます。 総括原価方式とは、電気を供給するために要した費用は電気料金で回収できる仕組みです。 原子力発電所や火力発電所の設備に一定の割合を掛けて、事業報酬も回収できます。 この事業報酬は、設備が大きくなればなるほど、増加する仕組みです。 建前は、燃料の調達時に、金融機関から借金しますが、その支払い利息や、株主への配当金です。 ただ、支払い利息と配当金の合計は、事業報酬より少なく、その差額は電力会社の利益と推察できます。 発送電分離のメリットは、電力会社が所有する、送配電網を利用できる点です。 現在は、他の企業が送配電網を使用する場合、高額な託送料金が課金されます。 発送電分離になれば、この送配電網を利用する価格が下がり、様々な企業が参入できる状況となります。 独占体制が崩壊します。
ここからは推測です。 過去のNTTのように、既存の電力会社の規模は、縮小するのではないかと思います。 ソフトバンクは再生可能エネルギーに力を入れており、電力事業に参入しそうな気がします。 インターネットとセットの割引プランなどができるのではないでしょうか。 ドイツは、完全自由化の結果、電気料金が高騰しました。 さて、日本ではどうなるでしょうか。 環境を気にせずに利益を追求して発電するのであれば、石炭火力が割安です。 LNGは特殊な舟で運搬する必要があり、海に接している場所でなければ発電所を建設できません。 再生可能エネルギーは環境にやさしい電気ですが、建設コストが割高です。 今後の発電の割合次第で、国民性が表れるかなと思います。 何れにしても、電力会社は淘汰されてほしいですね。 私が電力会社を忌み嫌うのは、友人の影響です。 九州電力に勤めています。 友人は嫌いではありませんが、電力社員の考え方には賛同できません。 先日、4月から5%の賃金がカットされるという話を伺いました。 世知辛いね、と話しましたが、その友人の言葉に耳を疑いました。 低下分の5%は、実態のない時間外でカバーする。 結果、+-0だと。 私も消費者です。 早く完全に自由化になればいいなと本気で思いました。 割高でも、納得のできる会社の電気を購入したいです。
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