狩場男さん
最新の記録ノート
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17年01月26日(木)
今日は魚料理!by NHK 私の論点 より |
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【朝ごはん】350 【昼ごはん】ミートスパ、コーンスープ 【晩ごはん】 【今日の感想】早朝4時20分だったか、NHKでは、各界専門家が「私の論点?だったか、視点」だったかで、いろんな話をしている。これはつまらんようだが、結構深い~のである。 変な楽しみだと思いつつ、それぞれの専門家の話を聴ける貴重な番組だと思っている。今朝は、多分「漁業関連」の専門家なんだろうけど、ここ30年で日本の魚食は極端に落ち込んでいるという話だった。 たしか30年前だったら、私が大学生の頃だろうけど、そのことにも戦後の食の西洋化で肉食が増えたといわれていたはずである。だが、今日の話ではその30年前はまだ魚食は主流だったということなので、更にショックを受けた。食の西洋化だけでは片付かないいろんな事情があるのだそうだ。 例えば、核家族化が進み、外食が増え、スーパーでは効率優先ですでに半加工や加工済みの魚食品ばかりで、魚全体1匹売りをあまりなくなった。そのせいで、魚を自宅でさばいて調理するという習慣が消滅したことで、利便性の高い「肉類」、そしてそれ以上に加工済み食品が食卓を占有するようになったのだそうだ。 確かに、かくいう私も料理は好きだが、魚はちょっと・・・・というスタンスはある。例えばさばくなんていうこともなんとなく気持ち悪いし、臭いも気になる。 肉類はすでに肉片になってしまっているから、食材として何の抵抗もないが、一匹まるごとの魚は、まさに「生き物から食べ物へ」という現実の生々しい調理だ。 単に食材を混ぜ合わせる行為と「生き物をバラバラにして食料に変えていく行為」は相当の開きがあると思うのだ。 当然、ある程度の大きさの魚になると、食べる人数が少ない時代にあってはなおいっそう手が出なくなる。(もちろん、器用な人は、小分けにして冷凍という方法もあるが、一方でそうした冷凍食品はすでに販売されており、自らが手を下してそのようなものを作ることに、手間とコストを天秤にかけるということだろうか?) 専門家は言う「せっかく和食が世界文化遺産になったというのに、和食の多くを占める魚料理が日本の食卓から消えることは嘆かわしい・・・・」と。 まあ、そんな影響も受けたので、今夜は「魚料理」・・・・・・とはいえ、たらを使うので、一匹買いなんて無理! 結局は既に切り身になっているものを使わざるを得ないのだ。 だが、そんなことからでも魚料理を少しでも多く作りたいなと思っている私なのです。 ちゃんちゃん!!! ・・・・・・ps 歳取ったらむつこい肉より魚だよね。という時代は終わったのか???もう私たちの世代は歳をとっても肉以外考えられない!というライフスタイルに変化したのであろうか??? あ~困ったもんだなあ。
ネット調べてたら、この番組の概要が掲載されていたので、参考として転載しておきます。
★危機に立つ日本の魚食文化 (北海学園大学教授・濱田武士(著書「魚と日本人-食と職の経済学-」が解説。) 高度経済成長期に入ると食の西洋化が進むと共に多様化した。 その結果、和食文化が危ぶまれ、魚食文化も危機に直面している。 1世帯当たりの食費に対する食材別支出割合グラフ。 1人当たりの純食糧別年間供給量グラフ。 日本は少子高齢、人口減少社会に傾斜していることを考えると、魚の消費が急激に落ち込む。 食の外部化は家庭内の仕事が楽になるよう面倒な食事を排除する形で進んだ。 その代表格が魚だった。 世帯内でも孤食が増えた。 1997以降、デフレ不況による世帯の可処分所得は減った。 コンビニエンスストアが急増した。 売り場の商品構成は必ず売れる定番魚が多くなり、冷凍解凍商品も多い。 その結果、代わり映えのしない魚売り場が多くなった。 鮮魚小売店の数のグラフ。 海外では和食ブームだが国内では著しく魚食が冷え込んでいる。 現存する鮮魚売り場で生活者の魚食を育てることが必要。 食べる人と得る人を育てることが必要。
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